percy6070のブログ

気持ちの感じるままに

映画 『新聞記者』を見ました

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昨日、思い立って映画『新聞記者』を見てきました。

なぜ思い立ったかというと、選挙まであと1週間だったから。

今日しかないと思ったのです。

 

東京新聞、望月衣塑子さんの同名の本が原作です。

 

感想。

なかなか良かったです。

今の日本そっくり、そのまま?じゃありませんか。

 

フィクションですがそうとも思えません

 

そしてその「今の日本そのもの」もありますが、

私が印象的だったのは、登場人物の苦悩する心の動きがとても良くあらわされている

と思ったことです。

 

「国」を守ろうとする官僚

ジャーナリストとしてそれでいいのかと悩む新聞記者

みんな心が動いている。

冷静沈着と思われる官僚もきっと苦悩している

 

そしてもう一つは「守る」という言葉

国を守る

家族を守る

仕事をするものとしての気概を守る

 

何を守ろうとしているのか

 

謎が明らかになったりドキドキしたり

エンタテイメントとしても良くできているなあと思いました。

 

決して広くない会場でしたが

そこそこ入っていました。

 

私は松坂桃李さんも良かったですが、

新聞記者役のシム・ウンギョンさんが良かったです

「東都新聞の吉岡です」と言うところがかっこいい!

 

最後にパンフレットから

エグゼクティブ・プロデューサーの河村光庸さんの言葉より引用します

 

タイトル

「映画」こそ真の自由であることを願って

 

・この数年で起きている民主主義を踏みにじるような官邸の横暴、

忖度に走る官僚たち、それを平然と見逃す一部を除くテレビの報道メディア。

・いつの間にか暗雲のように社会全体に立ち込める「同調圧力」は、

 人々を萎縮させ「個」と「個」を分断し孤立化を煽っています

・この数年日本で起きた現在進行形の政治事件をモデルにしたドラマがリアルに生々しく劇中で展開していくという・・〔中略〕大胆不敵な政治サスペンス映画・・・」

 

まさに今、みんなで考えたい映画です

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